書評

【書評】伝え方が9割

ボスがオススメしてくれたマーケッターに必要な本とのことで『伝え方が9割』読んでみました。大変、良書でとても勉強になりました。

最近はタイトルを考える機会があり、コピーライティングも少し勉強してます。いかにクリックさせてランディングページをみてもらうかというのを試行錯誤しています。

「伝え方が9割」の伝えたかったこととは?

この本で伝えたかったことは、

「伝え方」には型があるので、練習すればうまくなる

ということかと思います。

著者の佐々木圭一さんは、2つの伝え方のパターンをあげてます。

(1)「ノー」を「イエス」に変える方法

(2)強いコトバを作り伝える方法

(1)「ノー」を「イエス」に変える方法

私の中で重要だと思ったのは、「相手のメリットと一致するお願いをつくる」ということです。

会社でもよくありますが、「いつも確認ありがとうございます!(感謝)」なんて言われると、またその人のために頑張りたくなっちゃいますよね。

私は、せっかちな性格上、お礼を忘れて次々進んでしまうので、感謝の心は忘れないようにしたいです。

(2)強いコトバを作り伝える方法

このパートは私の中では目からウロコでした。言い方を体系化するというのが、またとってもおもしろく、使いこなしてみたいと思いました!

私の職業柄(現在、不動産業界にいます)使えると思ったのが、

  • ギャップ法
  • クライマックス法

一方で、使うのが難しいと思う方法が、

  • サプライズ法
  • 赤裸々法
  • リピード法

だと思いました。なんせ抽象的になってしまうからです。

自分の備忘録のためにも、使えると思った2つの方法について書き起こします。

ギャップ法

伝えたいことを決め、そのコトバと反対のコトバを前後にもってくるだけ、とのこと。

「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」

聞いているととってもカンタンだが実際に演習でやってみると、自分のコトバが思ったより強くないことに気づきます。

クライマックス法

メインの話をする前に相手の注目を集める方法です。これこそ型があるので、いくつかメモしておきます。

「これだけは覚えていてほしいのですが〜」

「ここだけの話ですが〜」

「他では話さないのですが〜」

「これだけは、忘れないでください〜」

「3つ目のコツがあります、1つ目が〜」

とっても読みやすい本だったので、飛行機の待ち時間に1時間ほどで読破したのを覚えています!オススメです!