(おすすめ度:★★★★ 80点)
こんにちは、毎週読書週間を目指すアラサー女子のウォンバット(@akikoo1)です。
現状はこのブログにで紹介していない本も多いですが、毎週順調に読書週間がついております!
本日は、宅建・行政書士・弁護士等の資格取得者のためのオンラインスクールを運営する資格スクエアの代表取締役である鬼頭政人さんの『資格試験に「忙しくても受かる人」と「いつも落ちる人」の勉強法』を読んで感動したので書評にします。
控えめにいっても、人生の生き方を変えてくれるような一冊だと思いました。
この本はとても読みやすくて2時間程度で読めるのですが、学生・社会人で資格試験を受ける人の必読書になりそうです。
結局この本は何が言いたいのか?
タイトル通りなのですが、学校や仕事で忙しくても受かる人が実践している考え方や勉強法を、落ちる人との比較で伝えています。
『受かる人はしっかり寝る、落ちる人は睡眠時間を削る』
『受かる人は歩きながら勉強する、落ちる人は机がないと勉強しない』
『受かる人は逆算でゴールを目指す、落ちる人は順算でゴールを目指す』
こういった対比でわかりやすく語られており、その中に著者の具体的事例がちりばめられています。
著者プロフィール
本書は現在、資格スクエアというウェブサイトを運営する、資格取得のプロである鬼頭政人さんによって執筆されました。
経歴をみると、開成中学→開成高校→東京大学文科1類(法学部)→慶應義塾大学法科大学院と輝かしい学歴をお持ちです。司法試験に一発合格、そして宅建も2週間の勉強で合格されました。
著書には、『東大合格者が実践している 絶対飽きない勉強法』、マンガ形式で読みやすい『超高速暗記術~資格試験に忙しくても一発合格!
』という本があります。
経歴をみたときは、ほんとにこの人デキ過ぎでしょ、と思ったのですが、それもそのはずで本書に書いてあることをすべて実践できるのであれば、このような実績を残すことも難しくないだろうと思いましたw
この本から学んだ新しいこと
当たり前でも難しい「生活習慣」を変えるということ
冒頭でお伝えした「人生の生き方」も変えるような本となっており、特に私が真似をしたいと考えたのが、
『生活習慣を少し変えることによって隙間時間を生み出し、勉強時間を捻出する』
というのを長年実践している著者のストイックさだと感じました。
私が宅建を勉強しているときは、計画なく勉強していたので、電車時間はご褒美時間として必ずゲームをすることにしてました。ただ、試験日ぎりぎりになって、このままでは間に合わないと思い、結局電車の時間も勉強する羽目になりました(笑)
ですので、試験日が決まっている・仕事の合間をぬって行う資格試験などは、自分の持っている生活習慣を変えてもスキマ時間の捻出は不可欠だと感じました。
ナルシストになることが試験当日に影響すること
ナルシストになって自己肯定感を高めると、普段の勉強の取り組み方・試験本番での取り組み方に変化がでるらしいです。
私は「自分が受かると思っていたら受かる」ということ、つまり言霊(ことだま)が大事という人は正直苦手で、それを単なる根性論だと感じてしまいます。また言霊に伴う行動ができていない人とは距離を置きがちです。
そのため、自分が受かると思っていたら受かる→そう宣言すれば自分の勉強に対する姿勢が変わるという理論はわかるのですが、自身へのプレッシャーが大きすぎると思っていますw
ただ自己肯定感を少しでも高めることによって、試験本番環境で「自分が解けないから
他の人も解けない。さっさと飛ばして次の問題に行こう」というマインドは非常に大切だと思いました。
もし今まで自分がホントに成果を出すために向き合ってきたときに、自分でできないのであればパニックになるのではなく、開き直って「ま、いっかな~。」と思えるのは大事です。
小さなこだわりの積み重ねが人生を変えるということ
これは「資格試験に忙しくても受かる人といつも落ちる人の勉強法」の部分的な感想というよりかは、全体を読んでからの感想になりますが、小さなこだわりの積み重ねが人生を変えると感じました。
特に著者の睡眠時間と起床時間に関するこだわりが強く驚きでした。
著者は12時に寝て6時に起きる6時間睡眠というスタイルで睡眠の質がいいタイミングで寝起きしているとのことでした。私は毎日寝る時間も起きる時間もばらついているので、著者のように、自分の人生にもっとこだわりっていきたいです。
また私の友人もそうなのですが、睡眠時間が少なくても平気な人は世の中にたくさんいます。ただ自分に合うかは別問題です。また自分の適性睡眠時間がわかってないので、これを機に自身の睡眠について深く学び、自分のパフォーマンスが常にフルで出せるように考えていきたいです^^
この本はどんな人におすすめ?
私はこんな人におすすめだと思います。
・人生をストイックに生きてみたい人
・宅建試験などの資格試験を控えている人
私は宅建資格試験やTOEIC、IELTSといった英語の資格試験を何度も受けてきましたが、もっとこの本に早く出会っていれば、高いパフォーマンスを発揮することができたのではと悔やんでしまうほど、良書だと思いました!
一方で読書家にとっては朝早く起きてスキマ時間を活用する等、当たり前のことも多いかと思いましたので、普段から読書をしない人でストイックに生きてみたい人、または資格試験を控えている人にオススメです。
また著者の考え方に共感し、資格試験を控えている方は資格スクエアの無料体験をして、資格試験を目指しましょう!