おすすめ度:(3つ)
対象者:「仕事が楽しくない人」または「仕事で成功したい人」
こんにちは、毎週読書週間を目指すアラサー女子のウォンバット(@akikoo1)です。
田端信太郎さん(@tabbata)の『ブランド人になれ!』を読みました。比較的読みやすく、寝る前にさくっと読めるのに、仕事へのモチベーションを格段にあげることができる本だと思ったので紹介していきます。
読了後すぐツイッターにこのような感想を残しました。
田端さんの「ブランド人になれ!」を読了。最近読んだ本の中で過激というか言葉遣いが一番悪い本でした(笑)本質をついていて、これからのサラリーマンとしての生き残りとして実践すべきと思いました(まずは新しい会社の副業・Twitter規定を確認しないといけない)。
— Wombat(ウォンバット) (@akikooo1) January 9, 2019
毎日会社に行きたくないと思うサラリーマンの人は、意識改革に繋がります。
田端信太郎さんはどんな人?

新卒でNTTデータに入社。のちにリクルート、ライブドア、コンデナスト、LINE、ZOZOと有名企業を渡り歩いています。
常に最先端企業にヘッドハントされ、給与はプロ野球選手を超えるという。そんな田端さんのツイッターのフォロワー数は19万5,000人。
田端大学も開講されています。
ブランド人になれ!
目次
- 第1章 君は誰を笑顔にしたか?
- 第2章 己の名をあげろ
- 第3章 会社なんて幻想だ。大いに利用せよ
- 第4章 市場を支配しろ
- 第5章 発信者たれ!
- 第6章 真っ当な人間であれ
- 第7章 たかがカネのために働くな
この本で言いたかったこと
はじめに『ブランド人』の定義について触れておきます。
“会社の名前ではなく自分の名前で仕事をする人”
まずブランド人になれという理由には、社会的環境の変化があるとしています。SNSがなかった時代は、実績を残しても会社にその実績は吸収されていたとのことです。
現代はSNSで個人の名前を出すことが容易になったため、自分自身の実績を作り社会に発信していく必要性を訴えています。
この本から学んだこと
会社との向き合い方
田端さんは本書で「会社を利用する」という考え方を持て!という話をしています。
野蛮に聞こえてしまう考え方なのですが、会社を利用するという考え方を持たないと、ふとしたことで他責にしたり、諦め・怠けなどに繋がってしまいます。
私は会社にとって大事なのはビジョンや経営理念に沿って「売上をあげること」だと思うので、これが達成できれば「会社を利用して自分の名をあげてやる!」と思っている人のほう会社にとってWin-Winな考え方だと思いました。
また会社を利用するために自分で手をあげ、プロジェクトをこなしていくべきと行っています。
チャンスがあれば、即効で「我こそは!」と手を挙げる勇気こそ、ブランド人にとって大切な心構えだ。
本書にもありますが、よっぽどのことがない限り会社をクビになることはありません。もし理不尽に解雇された場合は労働基準監督署に行けばいいだけです。
もちろん失敗しないように全力を絞ればいいのですが、それでも失敗してしまえば、またチャレンジすればいいだけだと思いました。
個人としての生き方
田端さんは本書で「フォロワー1,000人超えない人は終わっている」という言葉を残しています。
極端な例かもしれませんが、ホントにその通りで1,000人以上見ている人がいないと、どんなにいいことを呟こうが注目されることがありません。
ヘッドハントされるくらいのスキルを身につけるにあたっては、やはり影響力の網(あみ)を張り巡らせる必要があると感じました。
また田端さんは「直接いえないことはツイートしない」としている。せっかくツイッターをしているのに、会社の愚痴を書いていたら、飲み会で愚痴を言うサラリーマンと一緒です。
ビジネスマンとして成功するためには、ツイッターもビジネスとしてみないといけないです。だから愚痴や泣き言を書いている場合ではないということです。
この本から感じ取ったこと
私が思うことは「個人が発信力をつける時代がきた」という感じです。
最近は田端さんの「ブランド人」だけでなく「個の時代」になったと言われています。アメリカではフリーランスの数が35%を超え、2020年には正社員の数を上回ると予測されています。
また新卒から定年まで一社に勤めるという終身雇用制度から転職や副業を推奨する流れがきています。
いま私のようなアラサーの人間は過渡期に入るわけです。もっと自由な生き方が推奨される一方で、スキルを持たない人、スキルを持っていても主張できない人が淘汰されていくと思います。
資本主義社会に生き抜きたいので、ブランド人になります。
今ならKindle Unlimitedに入っていると無料で読めるのでおすすめです。